4月5日:いつもの早朝の散歩で今日も1日が始まった.路傍の草花の名前が気になったり、帰宅後の畑仕事の段取りを考えたり、「自分のアイデンテイテイ」を考えてみたり、「人は誰しも自己の存在は自己の意思とは無関係に始まったんだよね」、この事の意味するところは実に深いものがある、、、、等々考えながらおよそ2時間散歩を楽しんだ。春の七草のひとつである「仏の座」は二重に三重にフリルのついた緑のスカートの装いでピンクの細長いラッパを空に向け春を歌い、「のびる」も「つくし」も「蕨」も路傍で春を愛でている。オオイヌノフグリカラスノエンドウもまけてはいない。足元で大賑わいである。スズメの帷子も路傍の主役になろうとしている。

桜、桜と世間はいつもメジャーに目を向けがちだが雑草、山菜も春の友連れには欠かせない。

待ちに待ったハナミズキの開花が小庭で始まった。灰色の小石のような蕾が今、うすクリーム色に花弁を広げている。「白い花弁じゃないけど、、、」と私が言うと「もうすぐすると白色になるのよ、、」と妻が言う。写真に収めた。

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